VILLAGE VANGUARD
  • 最新記事 最新記事
  • イベント イベント
  • オンラインストア オンラインストア
  • 店舗検索 店舗検索

ヒマつぶし情報

2021.04.27

多数派は正義なのか

シェアする

Facebook
Twitter

多数派は正しいとは限らない

この間 急に、小学生のときに衝撃を受けた”考え”を思い出した。


どこで聞いたか、読んだのか何も覚えていないけど、とりあえず「多数派が正しいとは限らない」の言葉に衝撃を受けた。今聞くとあまり意外性は感じない言葉なのに、当時はすごく大きな発見をした気分だった。


学校で決められることがらは、大体多数決だったから。学校で決められてることも「正しい」の決定にはならないと気づいて、自分の常識を疑えるきっかけにもなっていたと思う。


12歳くらいの子どもにとって多数決は「正義」かのように感じる制度だった。例えば学級委員を決めるとき、多数決で1人が任命された。それまでの私は、一番多く票が入った=一番正しい という認識で、それを疑ったこともなかった。でも、他に選ばれなかった生徒たちにも票は入っていて、それはその生徒を選ぶべきだ、と思った子からの票だったはず。なら投票した子にはそれが「正しい」だったと思う。

「正義」の意味

辞書で「正義」を引くと、

①人の道にかなっていて正しいこと。

②正しい意義。また、正しい解釈。

③人間の社会行動の評価基準で、その違反に対し厳格な制裁を伴う規範。

と出る。



これはおそろしい。

学級委員の一人が悪さをたくらんでいて、それを実行するために立候補していたら!ほぼ全員がそれを知らずにその子が当選したとき、多数決が正義であったら「悪」が「正義」として成立してしまう。

正しいは自分で決めよう

多数決自体は決め方として合理的なときも多い。ただ、それが正義なんだと決め付けないことが大事だと気づいた。ありがとう小学生の自分。


これからも、自分の常識すら疑っていきたい。


そしてこれは、今の世の中とか会社とか いろんなところで大事にしてもらいたい。「みんなに反対されたから自分は間違っている。おかしい。」と思ってしまう人間が減ることを願っています。

ビリパリピ

数学、社会、理科0点から大学主席目指します!いぇい夜露死苦!

\シェアする/